2009年11月14日土曜日

出会い出会った。


まぁ、色々あり過ぎて...何から書いていいのか...書いていいのかどうかも
よく分からない事(あ、決して悪いコトじゃないですよ。私とその時にいた
人達だけの胸にしまっておきたいというか...)もあり...

本当に、素直に、とにかく良いライヴでした。

友人夫婦の計らいもあり、何とライヴ前にメンバー達に御挨拶出来ました。
ピーター、アラン、マイク、ジョン...それぞれ個性的だが、実に良い人達。
この人達があの名曲を創ったんだと感動。ソウルから来たと言うと、皆さん
驚いていた。


ライヴは一番前で観られた。もうファインダー越しに観るなんて勿体なくて、
デジカメもブログ用に数枚しか撮りませんでしたよ。どんな曲をやっても
イイ。一曲歌い終わる毎に、ピーターは水を飲む。息が苦しそうだ。
...でもピーターは歌う。でもギターをかき鳴らす...いや、ピックでかき鳴らす
のはギターではなくまさに魂だった。野太くグネグネ動くアランのベース
ライン、口だけで“1,2,3,4!!”といってカウントするマイク、要所要所で切れ
込んでくるジョンのギター...ロック、なんです。この言葉を使っても何一つ
間違いが無いバンドなんです。アンコールまで、雷に撃たれたように固まって
観ておりました。

ライヴが終わり、サイン会。持参した『Baby's Got A Gun』のLPに一人ずつ
サインをしてもらった。ジョンには“いつもテレキャスター使ってるの?”と
質問すると、“いや、いつもはストラトだよ。でもテレも要所要所で使うのさ。
あ、家には56年のレスポールJr.があるんだけど...あれはさすがにツアーには
使えないでしょ??ネック折れたら大変だし...でね、あのテレはさぁ...”と機材の
話をしまくる。やっぱ好きなんですよね。嬉しかった!!

そして、ライヴハウスから引き上げる際に、ホテルまで荷物を運ぶお手伝いを
させてもらった。そして、ホテルに荷物を降ろし、お腹の空いているメンバー
達と共にレストランに行くことに!!!

ヴェジタリアン、甘党、肉大好きな人が共存するバンド、注文もバラバラ。
ワーッと騒ぐわけではなく、じっくりと皆で談笑するようないい雰囲気だった。
恐れ多くも私の横に座られたピーターが“韓国はどんな所?”“ライヴハウスは
たくさんあるの?”“どんなバンドなんだい?”とニコニコしながら質問してきて
くれた。答えるたびにうんうんと頷き、他のメンバーにも話し掛けていた。

昔の話もしてくれた。私が夏にパティ・スミス・バンドと同じフェスに出た、
ギターはテレヴィジョンのトム・ヴァーラインだった...なんて話をしたら、78年
の出来事、テレヴィジョンの事や、ギタリストのリチャード・ロイドの事...
もう至福の時間だった。夜も遅くなり、お休みの時間...“お休み...またね!!!”と
言って別れた。ホテルに着いて、バタリとベッドに倒れ込んで寝てしまった..

次の日..つまり今日、また機会があってメンバーに会えた。色々ありましたが、
今日も楽しかった!!ドラムのマイクと殆ど行動していました。いやぁ、個性的な
方です(苦笑)

市内を後にしなければいけない時間が来て、お別れの挨拶をすると、ピーターは
“両親に沢山あった方が良いよ。後で会えなくなっても後悔しないくらいね...”と
おっしゃった。“はい...”と一言。握手をして、“来年も会えればいいですね!!”と
一言、私は彼に言いました。ニコッとまた笑ってくれました。

2 件のコメント:

  1. いやあ、良い話でした。
    ジョージとクラプトンとの出会い、ストーンズとビートルズとの出会い。こんな雰囲気だったのかなぁ……と、想像が広がりましたよ。

    ピーター氏は立派な方です。
    “両親に沢山あった方が良いよ。後で会えなくなっても後悔しないくらいね...”

    7月に姉が亡くなってから、母に毎週電話をしています。
    かえって心配かけちゃうような話もたまにはしますが、それでも電話を楽しみにしているようです。
    母にとって“子供”はもう僕だけになり、僕にとっても故郷の家族は母だけになりました。
    姉には後悔が残りましたが、母とは後悔なくやっていけそうです。

    ヨウヘイさん、本当に良い出会いでしたね!!

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  2. >>narge様

    恐れ多いコメント!!

    本当に嬉しい出会いでした。私も母にはよく連絡して
    おります。絶対後悔はしたくないですよね...

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