ラス日...終わったのか!?

いよいよラス日である。

漂う緊張感の中にも...もう始まる前からお祭り騒ぎ(苦笑)
解放感と緊張感が心の中で戦っている感じが何ともまた不思議な
感じだ。こんな感じは久し振りですな。

何と驚く程演奏が良かった。一曲一曲終わるたびに、何となく
溜め息をつくメンバー達。お客のノリもなかなかイイ。

ラス日のゲストはイ・ジョクさん。もう登場しただけでギャ〜ッ
という爆発的な反応!!さすがの人気者。舞台袖で“久し振りですねぇ”
と挨拶。ヒット曲2曲を歌い、会場のテンションはUP!!

もうこうなると止まらなくなるギハ節。いつにもまして舞台上で
大騒ぎ。あの冷静なミンギ(ギタリスト)がギターを床に引きずり
まわし、コーラス隊の“ノドチンコ達”(素晴らしい名前だ)は客席に
まで飛び出し、ミミ・シスターズと偽ミミ・シスターズも狂乱の
ダンスを続け...もう大変な騒ぎでアンコールまで終えた。気持ちいい
汗を久々にかいた感じでした!!

...で、この勢いで打上げに行くもんだから..もうまさに“HELL”ですよ。
始まって1時間も経ってないのに、泥酔者続出...しかも打上げと聞き
つけて、次々とタクシーにて乗り入れてくるクライング・ナットの
メンバー達(←“HELL”の超重要人物達(苦笑))。シャンパンをギハに
ぶっかけたり、大声で歌ったりと...もはや大学生の飲み会状態。
それもそのはず、皆20代中盤だもんなぁ...そりゃこうなるよ。
さらにタクシーで駆けつけたビョンジュ氏。雰囲気に圧倒されつつも
我々はまぁ大人しく呑もう...と、ミミ・シスターズの一人と、“ジャン・
ギハと顔達”のレコードレーベルの社長と離れた席でひっそり呑み始め..

...そして、どこからともなく“ハセガワヒョン!!”と大声で連呼する人が。
恐る恐る見ると、遠くの席で手招きしているイ・ジョクさん(苦笑)...
さっきはいなかったのに、いつの間にか打上げに合流していたとは!!
最初に彼にあった10年前、朝9時まで弘大前で呑んだ帰国が一瞬脳裏に
甦った...かなり呑んでいる様子。私のギタートーンがとても良かった。
成長した兄貴をみて、そして一緒のステージに立てて本当に嬉しかった
と、とにかくスゴく持ち上げてくれて...(酔った勢いだろうけど、本心
だと信じたいですなぁ)...“もういい加減、今回からは兄貴と呼ばせて
もらいます!!”と言い切る彼。よってイ・ジョクさん→イ・ジョクと
なるわけですな...本当にいいのだろうか。そして...“兄貴、この方知って
いるでしょう!?”と、そこのテーブルに座っていた数人の中から一人を
指差した....何とイ・ヒョリ嬢。これは吃驚。“先日の“ヤンピョンと
友達”ライヴもいらしたでしょう?”と話し掛けると、“はい!!とっても
よかったですよ!!”とニコッと微笑んだ。ギハの音楽がやっぱり面白い
みたいで、今回も遊びに来られたんだとか。本当に気さくな人。スター
なのに一切の驕りもない。お店にあった自分がモデルとなっている焼酎
の看板にサインをしてあげている姿、素晴らしかったです!!一緒に来て
いた舞台俳優&モデルの女の方も、とてもとても御綺麗でした!!

酔っぱらって日本語を連発するイ・ジョク、その実力に吃驚!!普通に会話
出来るんですよ。一生懸命勉強して、日本語能力検定1級に合格したとの
こと..さすが才人ですな。“日本語使わないと忘れちゃうよ”、というと、
“じゃあ、今後ちょくちょく会いましょう”と約束。遂に酒切れ(苦笑)を
起こしたお店を後に二次会へ...

...いつの間にか家に帰ってしまったイ・ジョク...携帯に“sumimase~n”と
メッセージが(苦笑)...あぁ、私も結構酔っていたので...焼酎をそこそこ、
ツマミのスンデを食べつつ...こそ〜っとフェイド・アウト。お店から
静かに出てきました。ジョンミン(キーボーディスト)が出て来て、抱き
ついてきた(...男ですよ、念のため)。今回のこのライヴをやって、本当に
良かった事の一つが、このジョンミンに知り合えた事だ。こんなにいい
奴は中々会えない。こういう人々に出会えているから、14年もココで
音楽をやっていられるんだ...と心の中でジョンミンに感謝する。そして
何よりも...ジャン・ギハと顔達にも!!

...しかし、未だに劇場にいかなていいのか!?という気になってしまうのは
何故だろうか...